想いとストーリー

「実践的な指導」で、人を結ぶ、言葉を紡ぐ、心を届ける力を育てます。

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田中 敬子（たなかけいこ）

外国人と日本人をつなぐ結び講師　
おむすび山のけいこ

元海外添乗員/観光ガイド指導/日本語教師
観光インバウンド向けマナー研修を行なっております【外国人と日本人を結ぶ おむすび山のけいこ】です。
世界30カ国を巡った海外添乗員としての経験、20年以上にわたる観光マナー講師、そして やさしい日本語 を教える日本語教師として、数多くの人と関わってきました。
私が目指すこと「人と人とをつなぎ、互いの心が通い合う瞬間をつくること」
接客マナー研修、ツアーガイド育成、やさしい日本語指導、話し方・コミュニケーション術を通じて、 相手に伝わる力 と 思いやりの心 を育てるお手伝いをしています。

私の3つの転機と新たな挑戦

　高校生の頃、私は特に目標もなく、楽しい日々を過ごしていました。進学も短大へのエスカレーター式の流れに乗り、周りと同じように就職活動を迎えたものの、特にやりたいことが見つからず就職を先延ばしにしようと考えました。そのとき、父に「海外で英語を学びたい」と相談したのですが、あっさり断られます。それでも、ふとした偶然から会社に就職しましたが、仕事に楽しさを見出せないまま日々を過ごしていました。

　そんなとき、転機が訪れます。ブラジルで宣教師をしていた叔父が私を招待してくれたのです。この旅をきっかけに、私は初めて親元を離れ、異文化の中で暮らし、人生を見つめ直す機会を得ました。さらにアメリカにも渡り、親戚の家で過ごしながら、自分の新しい可能性を模索するようになりました。その後、日本に帰国し「添乗員」という職業を目指し、夢を実現しました。

　添乗員時代は、年間200日以上を海外で過ごし、観光地を案内する中で「人を笑顔にする喜び」を知りました。もちろん失敗も多々ありましたが、お客様の声に支えられながら成長していきました。

　次の転機は、家業であるタクシー会社に誘われたときです。観光タクシーという新しい分野を担当する中で、逆風にも耐えながら接客の質を高める努力を続けました。そしてやがて業界の注目を集め、観光タクシープロジェクトのメンバーに抜擢されるなど、新たな道を切り拓きました。

　そして、3つ目の転機が結婚と出産です。仕事を続けながら育児と家事を両立する生活の中で、心身ともに疲弊してしまい、一時休職を選択。その後、仕事を辞め、人生を見つめ直す中で「日本語教師」という新しい目標を見つけ、資格を取得しました。

　現在は、オンラインで日本語を教えたり、接客マナーの講座を開いたりする傍ら、音声配信にて旅行者向けの「妄想ツアー」なども手掛けています。お客様から「景色が見えるようだった」という感想をいただくたび、喜びを感じています。

　私の人生は、迷いや挫折、挑戦の連続でしたが、そのたびに新しい出会いと機会が私を支えてくれました。これからも、自分の好きなことを通じて人の役に立ち、楽しみながら前進していきたいと思っています。

「外国人と日本人をつなぐ結び講師　
おむすび山のけいこ」こと
田中敬子

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経歴

講師セミナー業